M.I
 My Original Song (歌詞編) 作品一覧(歌詞)

 9.君の歌               58.じゃじゃ馬チエの初デート
16.日曜日の朝            66.あぁ悔いはない
18.君のピアノリサイタル       71.無に返る
24.                 101.貴志川
41.最後の別れに          161.君の心
44.幸せはつかめるから      176.田岡くんの歌
56.じゃじゃ馬チエのひとり言   183.幸せになろうと決めた
 
 
 No.

君の歌 
   詞・曲 M.I
ニューヨークのビル  今日は冬だというのに 暖かな日差しがさしている
  でも冷たい風が時々吹いて 心の中通りぬける

  リキュールショップに入ると 君の歌が流れてくる
  切なくなるような歌声 悲しいメロディー聴いていると 愛しささえ感じる

  ニューヨーク生まれの君は 少し大人びて見える16歳
  そのさびしげな瞳から 何かを語りかけてくれる 

いつも通る道はやめて 少し遠回りした
  ホワイトリカーを買った帰り道 風に草も揺れている

  色とりどりの屋根が並ぶ 家並みを歩いて
  ひとりで君の愛しい歌を 口づさみながら家路に着く

  ニューヨーク生まれの君は 少し大人びて見える16歳
  そのさびしげな瞳から 何かを語りかけてくれる
  ラララ・・・・・・ ルルル・・・・・・・

  何かを語りかけてくれる 何かを語りかけてくれる

 No.16

 日曜日の朝
    詞・曲 M.I
 晴れ 透き通る日差しの中君は目を閉じて 小鳥の鳴く声にピクリと動き出す。 
  君の柔らかな頬に口づけて 「おはよう」と声かける晴れた白い朝

庭に出た君はティーカップにレモンティーを 注いで僕と二人飲んで一息つく
  こんな平凡な日曜日の朝だけど この上ない安らぎに包まれる気がするよ

青い芝生の上に横になって眠る 君の呼ぶ声に気づいて目を覚ます
  君はそっと僕の頬に口づけて 笑顔でささやく晴れた空の下
 
  こんな平凡な日曜日の朝だけど この上ない安らぎに包まれる気がするよ
  包まれる気がするよ 君と二人なら・・・

 No.18

 君のピアノリサイタル
    詞・曲 M.I
グランドピアノ  古い建物の階段を上ると リサイタル会場の受付
  ネイムとアドレスを書き添えて ホールへと足を運んだ

  ドアを開けると聞こえてくる ピアノの音色が全てに響いて

  ブラックドレスを着た君が グランドピアノに向かい合い
  真剣なまなざしで バッハを奏でてる

君に会うのは初めてなのに すっかり洗練された指の動きに
  心に躍動するものを感じて 思わず気持ちが高ぶった

  2時間のリサイタルが終わって会場を後にして
  君の演奏する曲を思い出してみる

  乗馬をしている騎手の様に 弾む心でリズムを取って
  鍵盤のひとつひとつに 気持ちを込めてたたく

  ブラックドレスを着た君が グランドピアノに向かいあい
  真剣なまなざしで バッハを奏でてる 奏でてる

 No.24

 
    詞・曲 M.I
さくら  高校3年の春を迎えた 桜の花も目に入らない
  新しいクラスになって 初めて言葉を交わす生徒()もいた その中に貴方も

  5月に入ると暖かな日差し そのころから貴方を意識しだした
  ある日二人きりになった教室で 突然「君のことが好きだ」と告げられた

やがて暑い季節長い夏休み あなたと逢えない日が多かった季節
  でもいつか二人きりで行った岬の遊園地 思い出すだけで楽しさが(よみがえ)

  それから秋になり紅葉の季節 そして寒い冬がすぐ訪れる
  学校の帰り道で私にかけてくれた 貴方の大きなウインドブレーカー

高校最後の卒業式を迎え 手渡された一通の手紙
  恐る恐る開けて読んでみると 「いつかいっしょになろうね」と書かれてた

  それから5年後貴方と再会して 突然「結婚して欲しい」と告げられた

  桜の花が目に映る 23歳の春だった 春だった 春だった

No. 41

最後の別れに 
    詞・曲 M.I
会社  最後の会社への出社をした時 お前は会いにきてくれた 結ばれると信じて
  5階のフロアーにあるコピー室に お前は訳もないく入った 俺と話したくて

  すぐ戻りたくて すぐ抱きしめたくて 
お前と二人でいたら どんなにか幸せかと

  これが最後の お前との別れになるなんて 誰も知らない 俺も

初めて会った時 お前はそっけないふりをして 通り過ぎた
  次に会った時 俺のことを知ってか 目を輝かして微笑んでくれた

  それから仕事の合間に 何度か誘いたくて そのまま時間が過ぎた
  時に流されときに引きずられ 運命の糸は (はかな)く切れた

覚えているか夏の暑い 7月の本社の社内旅行
  その夜の大宴会で お前は酒の飲まない俺に 酌を進めた

  だけど俺はそれを飲まずに その宴会は終わってしまった
  それも運命か 些細なことに 気がひき寄せられて 心が苦しくなる

  もがきたくなる程お前のことを 思い出しては会いたくなる
  もうあれから8年経って いつしかお前のことを心配しだした

  心配しだした 心配しだした

 No.44

 幸せはつかめるから
    詞・曲 M.I
幸せ  君の寂しさを 埋められるものなら 埋めてあげたい
  君の悲しみを ぬぐえるものなら 拭ってあげたい

  せっかくコツコツと 積み上げてきたものを
  無残にも壊させて 何もかも失くしてしまったね

でもこれからが大事 辛いとは思うけど
  明日を見つめて欲しい 応援しているから

  たくさんのファンに 見守られ(した)われ
  本当の幸せを つかむ日がきっと来る

  せっかくコツコツと 積み上げてきたものだから
  今度は壊されぬよう 失くさぬようにしたいね

  幸せはきっとつかめるから

 No.56

じゃじゃ馬チエのひとり言 
    詞・曲 M.I
チエシロ   チエはいつも 男の人には優しく 可愛い笑顔 ふりまいてる
その傍から 弟が 「またやってら」 というような顔をして・・・

そんな姉の行動を 一部始終 横目で(なが)めてる
淋しがり屋のくせに 強がりで

何をやってもソフトタッチで 柔らかに事をすますのが 
チエの得意技 AH・・・

チエはいつも 鏡の前に 座って にこりと笑って
「まるでクレオパトラみたい 綺麗だわ」 と(つぶや)いている

そんな姉の行動を 一部始終 横目で(なが)めてる
子犬の僕が 毎日見る光景

鏡の前のチエは いつもしおらしく ひとり言を言う

でも僕には じゃじゃ馬としか見えない 女である
だってチエは足で物を蹴るし 怒ったら怖いし
キレると殺させそうだから AH・・・

でも一つだけいいところがある それは料理が上手なところ OH・・・

No.58

じゃじゃ馬チエの初デート 
    詞・曲 M.I
 彼士チエシロ  「シロ 今日は私の初デートだからね!」 と強い口調でいうチエ
いつもの鏡の前で お化粧しながらの言葉である

ちょっときつめのジーンズに ポロシャツを着て なぜか僕を連れてゆく

子連れ狼ならぬ 犬ずれ狼である
デートの相手は 一週間前につき合った クラスメートらしい

頭がよくて スポーツもできる そして2枚目ときてる

待ち合わせの駅に僕とチエは 先についてその彼士を待つ
5分ほどして「まった?」 と言いながら歩いてくるそいつ

チエは「いいえ」 としおらしい笑顔で 返事をする

僕は「くそ生意気な男だ!」 と思いながら二人についていく
電車に乗り遊園地に そして昼食は ハンバーガー

少し緊張気味のチエ 僕はただ二人の会話を聞いている と

彼士がチエの手を握ろうとしたその瞬間 “ガブリ” と手を噛んでやった
「こらっシロ!」 とチエは僕を叱ったが 僕は「ざまぁ見ろ」とベロ出した

これが二人の最初のデート それから彼士は何も話さず 家に帰って行った

家に帰って行った

No. 66

あぁ悔いはない 
    詞・曲 M.I
 ある政治家の
生き方を見て
作りました (まつりごと)に命をかけて 人のために働いて その姿を神はみている
さまざまな困難に立ち向かい それを乗り越えて 生きた証をこの世に示した

世の中を正そうと 固く誓った志
青春時代の情熱が 燃え上がる炎となって

あぁ悔いはない わが身を引くことを あぁ悔いはない このわが人生に

(まつりごと)に命をかけて 国のために働いて その姿を人はみている
時には血の涙を流し 民の苦しみ悲しみを 憂い嘆き続けた

世の中を正そうと 固く誓った志
青春時代の情熱が 燃え上がる炎となって

あぁ悔いはない わが身を引くことを あぁ悔いはない このわが人生に

平和な世の中を 築こうと決めた この思い
力の限り闘って 燃え尽きる全てが 灰になって

あぁ悔いはない 国のために人のために あぁ悔いはない 働けたことを
あぁ悔いはない わが身を引くことを あぁ悔いはない このわが人生に

このわが人生に

 No.71

無に返る 
    詞・曲 M.I
無   天が落ち 地が浮き上がり 太陽が 燃え尽きてしまう
月が黒く染まり 星が灰となって 散らばって 消えてしまう

僕の人生は まるでブラックホールに (はま)ったように 暗く閉ざされた
そして不自由で 何もできない そんな状態である

いつからそうなったのか 思い出してみれば
17の春 欲に手を出してから

人の手で 握り潰す 命の入った 器を
粉々に 砕け散って 形が 無くなる

僕の人生は まるでこの器の様に 使いものに ならなくなった
そして見るも無残な そんな欠片(かけら)になる

いつからそうなったのか 思い出してみれば
25の春 自惚(うぬぼ)れてから

僕の人生は まるでブラックホールに (はま)ったように 暗く閉ざされた
そして不自由で 何もできない そんな状態である

天が落ち 地が浮き上がり 太陽が 燃え尽きてしまう
月が黒く染まり 星が灰となって 散らばって 消えてしまう

僕の人生は 消えてしまう そして元の 無に返る

No.101

貴志川 
    詞・曲 M.I
 貴志川 貴志橋でいつも君と 待ち合わせをしていたね
冬の寒いときにも 君はふるえながら 僕をまっていた

冷たい風が吹いているのに じっとそこで待っていた

いじらしいそんな君の姿 今も変わらず好きでいる
またいつかあの橋で 君と二人待ち合わせをしたいね

あの橋に流れてる 貴志川を見つめては 「きれいだね」と(つぶや)いて

時がたっても 二人変わらず 季節が変わっても いつまでも
付き合った時のままで 純粋に見つめ合っていたい

あの橋に流れてる 貴志川を見つめては 「きれいだね」と呟いて

清らかな君と あの貴志川が 重なり合って

いつまでも 心の中に 流れてる

 No.161

君の心
 
    詞・曲 M.I
 ラブソング  君の心を受け取って 強く握りしめた冬の朝
今までこの僕に 言葉さえもかけずにいたのに 急に

流れてきたラブソング ふと耳を澄まして
二人で聴き入る 自然な空気に包まれた

冷たい風を受けても 冷たく感じない 冬の朝
今まで以上にスキになって 今まで以上に会いたくなる

はじめて僕のことを話して 君のことを知った
二人でいるときは短く 最後に君の心を

はじめて僕のことを話して 君のことを知った
二人でいるときは短く 最後に君の心を

君の心を受け取って 強く握りしめた 冬の朝

 No.176

田岡くんの歌 
    詞・曲 M.I
 関取 小さい頃から大きな体 野球で鍛えた大きな体

そんな田岡くんを 久しぶりに見た時
元関取の 「荒勢」と間違えた

小さい頃から成績優秀 勉強スポーツなんでもこい

そんな田岡くんと 久しぶりに会って
なぜか「さとし」の兄さんに 似てると思った

昔とちっとも変らず 頑張っているのを見て 少し安心した

小さい頃から怖かったけど なぜかサービス精神だけは
人一倍あって人を笑わせて 僕は笑うより“ほっ”した

昔とちっとも変らず サービスだけはしてくれる・・・ 少し不安になった

だって田岡くんは 田岡くんのままだから

昔とちっとも変らず 頑張っているのを見て 少し安心した

 No.183

幸せになろうと決めた 
    詞・曲 M.I
幸せになろう  透き通る貴女の横顔と 言葉交わした日の輝きは

永遠に僕を抱きしめて 離さない強く

貴女が突然嫁ぐと聞いて 僕は三日三晩涙流した
夕日に向かう車の中で ひとりさびしく涙流した

それから自分を見失って 急な坂道を転げ落ちた

後悔しきれない 自分に苦しむ そんな日々が続いた

でも今は貴方のためにも 僕は幸せになろうと決めた
あれから16年が経って はじめて僕は 幸せになろうと決めた

それが本当に貴女が 幸せになることだと思うから

だから今は貴方のためにも 僕は幸せになろうと決めた
あれらか16年経って 初めて僕は 幸せになろうと決めた



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